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天草御所浦ジオパーク
天草御所浦ジオパークのある天草市御所浦町は天草諸島の南東部、天草上島より海上約7km沖に位置しており、御所浦島、牧島、横浦島を中心に18の島々からなる八代海に囲まれた離島地域です。
島々には約1億年前の中生代白亜紀から約4500万年前の新生代古第三紀の地層が分布します。地層には恐竜をはじめ豊富で多種な化石が含まれることから「恐竜の島」または「化石の島」と呼ばれています。
天草御所浦ジオパークは「恐竜の島まるごと博物館」をテーマにしています。御所浦地域では島のあちらこちらに化石を含む地層や地質現象を記録した空から望む御所浦諸島地層があり、ジオサイトは教育・観光など多様なジオツアーに活用できるように整備しています。
空から望む御所浦諸島 |
ジオパークマップ |
主な見どころ・おすすめジオサイト
天草御所浦ジオパークでは、豊富な化石に出会うことができます。まずは、御所浦白亜紀資料館で情報を集めましょう。おすすめのジオサイトは化石採集体験ができる「トリゴニア砂岩化石採集場」と、直径60cmのアンモナイトが地層に入った状態で保護されている「アンモナイト館」です。干潮の時間次第ですが前島の大小20個体ほどの大型二枚貝化石イノセラムスが崖に張り付いた「イノセラムスの壁」も必見です。
■化石採集場
化石採集場は「花岡山化石採集場」と「トリゴニア砂岩化石採集場」の2つがあり、どちらも約1億年前の貝化石が採集できる場所です。
トリゴニア砂岩化石採集場は、トリゴニア(三角貝)の仲間が多く産出する岩石があり、希にアンモナイトやサメの歯などが見つかることがあります。
■アンモナイト館
牧島のアンモナイト館では天草市の天然記念物に指定されたアンモナイトが地層に入った状態で建物の中に保護されています。
この化石は直径60cmのユーパキディスカスという種類で、九州で見つかっている最大級のアンモナイト化石です。アンモナイト館周辺は、黒色の白亜系姫浦層群と赤紫色の古第三系弥勒(みろく)層群赤崎層という時代の異なる2つの地層が観察できます。
また、姫浦層群の露頭周辺では、希少蝶の生息地となっており、繁殖に適した環境作りを行っています。
■イノセラムスの壁
大小20個体ほどの大型二枚貝化石イノセラムスが崖に張り付いた「イノセラムスの壁」は、御所浦島の北部にある前島にあります。
潮の引いた海岸を歩くと1時間ほどで巡ことのできる小さな島ですが、ここは、アンモナイト化石層、貫入岩、砂岩泥岩の互層、化石を含むノジュール、断層、不整合、基盤岩の花崗閃緑岩など、地質の教科書に出てくる多くの地質現象を観察することができます。
教育活動
■住民・小中学生等に対する教育活動
ゴールデンウィーク化石教室(化石調査)、夏休み化石セミナー、小学生セミナー、中学生セミナーに加え、化石以外にも島の自然をテーマにしたワークショップを行っています。学校と白亜紀資料館が連携した取り組みも増え、教育プログラムの開発や出前講座、出前展示、講演、ゲストテーチャーなどを行っています。
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親子化石セミナー |
希少植物の移植 |
昆虫採集会 |
ガイド養成
天草御所浦ジオパークボランティアガイド育成初級講座により、16名の認定ガイドが誕生し、「御所浦ジオツーリズムガイド」という組織で活動を行っています。ボランティアガイドの利用者も増えており、今後は初級講座だけでなく、中級講座を行うことも予定しています。
ジオパークについての講義 |
現地でのガイド養成 |
ジオツアー
■島巡りクルージング
クルージングの見学地は、アンモナイト館、ほ乳類化石および恐竜化石産地などの主要な化石産地を網羅しています。クルージングコースは御所浦港から海上タクシーを利用し、最初にアンモナイト館のアンモナイト、日本最古の大型ほ乳類産地、弁天島および京泊の恐竜化石発見地のそれぞれに上陸または海上からの見学をします。その後、御所浦島の南端を通過し、御所浦島南東海岸の採石場地域の大きな露頭を海上から眺めるジオツアーです。
ジオサイトを巡る海上タクシー |
海上から眺める露頭 |
保全活動
■「海の日」の海岸清掃
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「海の日」は御所浦町民が一斉に海岸を中心に清掃を行う日です。海岸に近い、トリゴニア砂岩化石採集場の周辺も清掃されました。 |
拠点施設
■天草市立御所浦白亜紀資料館
〒866-0313 熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5
TEL 0969-67-2325 FAX 0969-67-2359
御所浦白亜紀資料館HP: http://www5.ocn.ne.jp/~g-museum/
天草から産出する白亜紀の化石を中心とした自然系博物館で恐竜やアンモナイト、貝類の化石など約1,000点を常設しています。夏休みや連休などは企画展や化石セミナーなどを開催しており、化石採集体験は開館日ならばいつでも行うことができます。
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シンボルマークやマスコットキャラクター
■シンボルマーク
今年度中に決定する予定です。マスコットキャラクターについては未定です。
ジオ関連商品
■恐竜だご
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御所浦町のご婦人方のアイデアで生まれた「恐竜だご」は、アコウの葉に包まれた緑色の大きな団子で、中身が白色(ピースそら豆)・黒色(こしあん)の2種類あります。すべて手作りで生産量が少なく、地元でも人気があります。御所浦町でしか入手できないため、物産館などで見かけたときにはすぐに購入されることをお勧めします。 |
看板、解説版
■多国語解説板の整備
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ジオサイトに設置された解説板は、毎年新設や張り替えを行い、常にリニューアルが進んでいます。最近では、主要なジオサイトの解説板に英語・韓国語・中国語で要点解説を付け加えています。 |
基本情報
地域名:天草御所浦ジオパーク
団体名:天草市ジオパーク推進協議会
代表者名:会長 安田 公寛
構成自治体名:天草市(1市)
推進組織体制
ジオパーク活動母体:天草市ジオパーク推進協議会
(構成団体)
まちづくり協議会、御所浦アイランドツーリズム推進協議会、地質業協会、天草宝島観光協会、熊本県、環境省、熊本大学など9団体で構成
(事務局)
天草市教育委員会文化課(担当職員2名)
問合せ先
■天草市教育委員会文化課 ジオパーク構想推進協議会事務局
〒863-0048 熊本県天草市中村町10番8-1号
TEL 0969-32-6784 FAX 0969-24-2744
■天草市立御所浦白亜紀資料館 ジオパーク構想推進協議会事務局
〒866-0313熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5
TEL 0969-67-2325 FAX 0969-67-2359
■公式ウェブサイト
天草御所浦ジオパークHP: http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/amakusa-geopark/index.html
御所浦白亜紀資料館HP: http://www5.ocn.ne.jp/~g-museum/






















