天草ジオパークWEBサイト
  • 紹介・おすすめジオサイト
  • 拠点施設・情報
  • 概要

天草ジオパーク

概要

天草地域は、風光明媚な多島海と、ケスタ地形に現れる特徴的な地質・地形から成ります。1億年という時間の記録が刻まれ、化石などにみられる生命の不思議を感じることができる場所です。天草の自然豊かな島々の大地には5つのテーマ、「1億年の大地の記録」「豊富で多種多様な化石」「風光明媚な島の景観」「豊かな生態系」「地下資源と『石』文化」に集約される大地のロマンがあります。

特徴

天草の地質・地形の特性は、多島海を含む風光明媚で分かりやすい褶曲構造であるケスタ地形に見ることができます。主として白亜紀、古第三紀の化石を豊富に含んでおり、多種多様な化石が見つかっています。例えば、世界的にも報告の少ない貴重な一億年前の恐竜の化石や、恐竜絶滅後の大型の哺乳類化石などが挙げられます。また、堆積岩だけではなく火成岩も多種にわたり産出します。

天草は、これらの「石」資源が豊富であり、陶磁器の原料や石橋などの石材として利用されると共に、天草独自の石文化が育まれ、人々の生活に根付く多くの品々が今もなお数多く残っています。

その他、天草では世界的にも貴重な一億年前の恐竜の化石、特殊な海底地形によって形成された野生のミナミハンドウイルカ生息地を見ることができます。この、天草を代表するミナミハンドウイルカは、瀬戸や海底の特殊な地形によって約200頭が定着し生息しています。

主な見どころ・おすすめジオサイト

■トリゴニア砂岩化石採集場

 「トリゴニア砂岩化石採集場」では、約1億年前の貝化石が採集できます。この化石採集場の岩石には、トリゴニア(三角貝)の仲間が多く見つかります。まれにアンモナイトやサメの歯などが見つかることもあります。

アクセス情報 御所浦港より徒歩5分

■妙見浦

 妙見浦の海食崖は高さが100メートルにもなるところがあり、海底で堆積してできた姫浦層群がその後の隆起で天草西海岸を代表する見事な自然景観をつくりだしています。また、十三仏公園からみる妙見岩付近の地形は象が歩いているようにも見え、それに沿う白い岩はマグマが貫入してできた流紋岩からなり、この地域は国指定名勝・天然記念物に指定されています。

アクセス情報 本渡バスセンターより車で60分

■牛深炭鉱烏帽子坑跡

 天草の主要炭鉱であった志岐炭鉱、魚貫炭鉱、牛深炭鉱は、昭和50年までにはすべて閉山し、現在では坑口の場所も定かではありません。烏帽子坑口は明治30年(1897年)に操業が始まり、数年間の採炭が行われた牛深炭鉱の坑口で、天草においてその後の日本のエネルギー源の石炭産業を象徴することのできる遺構の一つです。

アクセス情報 本渡バスセンターより車で80分

■おっぱい岩

 西川内の海岸には女性の乳房の形に似ていることで「おっぱい岩」と呼ばれる大きな岩が転がっています。伝説では雲仙の噴火によって飛んできたとされていますが、実はここの海岸に露出する坂瀬川層中の硬い団塊が風化・侵食によってこのような形になったものなのです。

アクセス情報 本渡バスセンターより車で40分

■富岡半島の砂州・砂嘴

 富岡半島はもともと志岐平野と海に浮かぶ小島でしたが、天草下島の西岸を北上する沿岸流が小石や砂を運んで、その間に堆積し、やがてつながって陸繋島となったものです。その後、これまでの沿岸流は富岡半島の北東海岸を回り込むように流れ、半島の東側に砂を運んで鳥の嘴の形を意味する砂嘴(さし)をつくりました。

アクセス情報 本渡バスセンターより車で60分

■永浦島のハクセンシオマネキ生息地

 永浦島周辺は日本有数のハクセンシオマネキ生息地として知られています。このカニは体長約2cmで、オスは片方に白く大きなハサミを持ち、4〜10月まで潮が引いた干潟で大きい方のハサミを盛んに振るオスの姿を見ることができます。

アクセス情報 熊本駅より車で90分

■高杢島(タカモクジマ)

 かつて天草にも火山があった、と聞かされても、ちょっと信じられないかも知れませんが、天草五橋の1号橋(天門橋)を渡ってすぐの飛岳、次に見える柴尾山、また大矢野岳などは約300万年前に活動した火山なのです。特に高杢島は角閃石を多く含む安山岩からなり、山の形の美しさから天草富士ともよばれています。

アクセス情報 熊本駅より車で90分

拠点施設

■天草市立御所浦白亜紀資料館

〒866-0313 熊本県天草市御所浦町御所浦4310-5

TEL:0969-67-2325 FAX:0969-67-2359

E-mail g-mue02@minos.ocn.ne.jp

WEBサイト:天草市立御所浦白亜紀資料館

天草から産出する白亜紀の化石を中心とした自然系博物館で恐竜やアンモナイト、貝類の化石など約1,000点を常設しています。夏休みや連休などは企画展や化石セミナーなどを開催しており、化石採集体験は開館日ならばいつでも行うことができます。

天草市立御所浦白亜紀資料館

 

自然系博物館・化石

基本情報

地域名:天草ジオパーク

団体名:天草ジオパーク推進協議会

代表者名:会長 中村五木

構成自治体名:天草市・上天草市・苓北町(2市1町)

推進組織体制

構成団体:熊本県・市(町)議会・観光協会・ガイドの会・地域づくり協議会・区長会・熊本大学・長崎大学・熊本県地質調査業協会・九州地方環境事務所天草自然保護官事務所 など32団体

問合せ先

■天草市役所別館 ジオパーク推進室

〒863-0048 熊本県天草市中村町10-8-2

TEL: 0969-32-6778 FAX: 0969-23-5312
E-mail:ama-geo@city.amakusa.lg.jp 

■公式ウェブサイト : 天草ジオパーク