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秩父ジオパーク

秩父地域は、都心から60~80km圏に位置し、関東山地の一画を占めます。地形は、奥秩父山地・上武山地(秩父帯・四万十帯からなる)、外秩父山地(三波川帯からなる)に囲まれ、その中心に丘陵や河岸段丘(新第三系中新統及び第四系)のある低い土地が広がる秩父盆地があります。
荒川や赤平川により形成された河岸段丘は、高位・中位・低位に区分されています。 また、多様な歴史的・文化的資源として、旧石器~戦国時代の遺跡古墳群、和銅に関する遺跡、秩父往還、秩父事件、秩父札所巡礼及び秩父夜祭りなど、有名で貴重な歴史・文化遺産が多数あります。
秩父地域では、NPO秩父まるごと博物館、NPOちちぶまちづくり工房、NPO秩父の環境を考える会など、ジオパークに関する住民の活動が盛んであり、来訪者に「ちちぶ」を紹介する「ちちぶ学検定」や観光ガイド養成の取組みも進んでいます。
主な見どころ・おすすめジオサイト
■浦山ダム付近(秩父帯の岩石・地形など、ダムのエレベーター、うららぴあ)
彩甲斐街道(国道140号)を南に向かい、影森を過ぎて下り坂のカーブを左折します。盆地内の平坦な地形が一変し急峻な地形の秩父帯に入ります。V字谷の出口に作られた堤の上は、盆地を南方から眺める絶景ポイントです。ダムサイト右岸の「うららぴあ(資料館)」や堤体内のギャラリーでは荒川と水と人のかかわりを体験できる様々な展示が楽しめます。ダム下には、赤色チャートに似ていますが、チャートより軟らかい赤色泥岩が見られます。黄砂のような土ぼこりが海底で積もったものです。
■橋立鍾乳洞(武甲山をつくる石灰岩体と石灰洞)
武甲山をつくる石灰岩体の西の端に位置します。札所28番橋立観音堂があり、岩陰からは縄文時代の遺跡も見つかり古くから人が住み、信仰の地でした。鍾乳洞は割れ目に沿ってできたもので、入り口から約150m・高さ30mほど登って出口に至る竪穴の洞窟です。石灰岩は、古生代ペルム紀のころ大洋の彼方ででき、海洋プレートによって運ばれ、中生代ジュラ紀にこの地に押し付けられたと考えられるもので「付加体」と呼ばれます。
■巴川(河岸段丘と穿入蛇行、河川地形)
国道140号に戻り下影森(県土整備事務所前)の交差点を左折するとまもなく巴川橋を渡り、S字状に大きく蛇行している荒川が見えます。流路の外側(攻撃斜面)は浸食され内側(滑走斜面)には砂礫が積もり住宅も建てられています。自由曲流だった河川が浸食を復活し、曲流を保ったまま下刻が進んだものです。「穿入蛇行」とか「下刻曲流」などと呼んでいます。
■前原の不整合(秩父盆地新第三系の基底)
秩父盆地の北の隅、皆野町前原の荒川と赤平川が合流する左岸に、盆地の基盤である秩父帯と新第三系の不整合があります。基盤は破砕された粘板岩でジュラ紀のものです。上に重なるのはチャートや粘板岩の礫(基底礫岩)で上へいくにつれ砂岩へ移り変わっています。浸食され続けていた秩父帯の地層が新第三紀になって海におおわれ新しい地層が堆積したことを示しています。
■取方(秩父盆地新第三系小鹿野町層群と段丘堆積物)
赤平川が曲流し川の右岸を絶えず浸食しており護岸工事もなされていないので、新第三系の砂岩・シルト岩の互層(タービダイト)・新第三系と第四系の斜交不整合・海底地すべりによる褶曲(スランピング構造)などが観察できます。海底地すべりを示す堆積物は小鹿野町層の広範囲にわたって見られ、この時期には後背地の隆起と堆積盆の急速な沈降が起こったと考えられます。
■ようばけ(秩父盆地新第三系秩父町層群)
「ようばけ」という名は“太陽の当たる崖”という意味合いだと言われています。新第三系の秩父町層が露出する巨大な崖です。下半部は「奈倉層」上半部は「鷺の巣層」です。「奈倉層」からはチチブクジラなどの脊椎動物化石やカニ化石が発見されています。秩父盆地の上部を占める秩父町層は、ハーフグラーベン(半地溝)を埋めたおよそ3000mを超える厚さの地層です。「おがの化石館」は、小鹿野町般若の奈倉層で見つかったパレオパラドキシアの骨格(レプリカ)や化石愛好者・地元の人が採集した化石を展示しています。宮沢賢治の歌碑があります。
■ミューズパーク展望台(高位段丘と地形の展望)
高位段丘(多摩期)の尾田蒔丘陵は盆地の中を南北に連なり「長尾根」と呼ばれてきました。尾根を越える小鹿坂峠は、小鹿野町と秩父市街地を最短距離で結んでいました。段丘上は水が無く長いあいだ薪や炭をつくるための雑木林でした。平成3年7月に「ミューズパーク」として開業され、健康志向に支えられてウオーキングやテニスを楽しむ人たちでにぎわっています。段丘上ではローム層と段丘礫層が観察できます。「旅立ちの丘」や展望台に立つとの武甲山をはじめ秩父盆地を取り巻く山々、眼下に中位段丘の羊山丘陵や低位段丘上に広がる秩父市街地を眺めることができます。
■秩父公園橋(河岸段丘地形)
ミューズパークを下ると秩父駅へまっすぐ続く公園橋にでます。道路の起伏は、段丘面と段丘崖の坂を示しています。また段丘崖は宅地などに利用されていないので木が残っています。荒川に沿って南北方向に数列の樹木が連なり、段丘崖の存在を見て取ることができます。
教育活動
■理科わくわく教室
秩父の優れた自然、歴史、文化、産業等に直接ふれあい、親しむ活動をとおして、「ふるさと秩父」の魅力について理解を深め、「志高き秩父大好き人間」の育成を行います。
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めざせ秩父ジオキッズ小学校3~6年生とその保護者を対象に、地質や地層の様子を見学や説明を通して学んだり、化石探しを行ったりし、秩父の豊かな自然環境保全について関心を高めたり、自然と共生していこうとする態度を育てるものです。 |
■埼玉県立自然の博物館による学習支援
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埼玉県立自然の博物館では、小・中学校の理科学習や総合的学習の時間などへの支援として、学芸員の講師派遣(野外)や出張授業(学校)を行っています。 昨年度秩父地域では、岩畳・虎岩付近の地層のつくりや動植物の観察(長瀞町立長瀞第一・第二小、皆野町立三沢小)、小森川や荒川の水生生物調査(小鹿野町立両神小、秩父市立尾田蒔中)、岩畳に関する理科調べ学習(秩父市立吉田小)、大地のつくりと化石(長瀞町立長瀞中)、博物館周辺の自然観察(秩父こどもエコクラブ)など、子どもたちへの学習支援を積極的に行いました。 |
■NPOによる荒川学習
NPO秩父まるごと博物館(秩父まるごとジオパーク推進協議会メンバー)では、荒川学習を開催し、河原に流れ込んだ岩石見学や、太古の秩父に海が入り込んでいたことなどを学習する活動が行われました。
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ガイド養成
■市民学芸員養成研修
”おもてなしの心”について理解を深め、訪れる人や住んでいる人に、優れた地域資源を案内でき、魅力あるちちぶ創りを行うため「温もり観光ガイド(市民学芸員)」を養成するため、テーマ別の研修を実施しました。
◆ジオパークに関連したテーマ
回 |
テーマ |
講師(敬称略) |
会場/場所 |
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1 |
開講式/基調講演【秩父の観光の現状とこれからの観光対策】 |
野 澤 博 美 |
歴史文化伝承館 |
2 |
歴史・文化・伝統講座 【古代の暮らしから今の生活を考える-日本人の住居を知ろう-】 |
石 井 則 孝 |
歴史文化伝承館 |
3 |
歴史・文化・伝統講座【秩父の祭りと民俗芸能】 |
栃 原 嗣 雄 |
歴史文化伝承館 |
4 |
◆自然資源(ジオパーク)活用講座 【“日本地質学発祥の地”秩父地域のジオツーリズム振興に向けて -地質資産の保全・普及・観光-】 |
本 間 岳 史 |
歴史文化伝承館 |
5 |
◆自然資源(ジオパーク)活用講座【地質資源(ジオパーク)の活用について】 |
松 埜 緑 |
歴史文化伝承館 |
6 |
商工業活性講座 【昭和電工秩父事業所紹介と秩父地域発展に向けての一考察】 |
海 老 沼 彰 |
歴史文化伝承館 |
商工業活性講座【農と商の連携協働】 |
中 村 雅 夫 |
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7 |
商工業活性講座【商工業活性】 |
押 之 見 國 雄 |
歴史文化伝承館 |
8 |
食文化(小昼飯含)講座【食文化】 |
浅 見 宗 達 |
大陽寺 |
9 |
食文化(小昼飯含)講座【おもてなしの心】 |
白 田 典 子 |
市民会館 |
10 |
おもてなしの心醸成講座【初級編】 |
小 岩 徳 子 |
歴史文化伝承館 |
11 |
おもてなしの心醸成講座【実践編】 |
小 岩 徳 子 |
歴史文化伝承館 |
12 |
ガイドの心得と実践講座/閉講式 |
川 崎 武 雄 |
歴史文化伝承館 |
この事業の前段として、「おもてなし大学」を平成15年度から3年間実施し、基礎的学習を積んだ地域住民の方が多く育っています。
また、平成22年度には、「秩父学セミナー」(大学レベルの専門的な生涯学習活動で一般講座と専門講座に分かれる)の専門講座として、『秩父の化石・地質を学ぶコース』が設けられ、一般市民のすばらしい研究が展開されています。
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| 本間 岳史講師 | 松埜 緑講師 |
■実地研修によるジオガイド養成
秩父まるごとジオパーク推進協議会では、座学による研修を受けた方や秩父学検定の上級合格者の方々により、ジオツアーのコース下見を兼ね実地研修によるガイド養成を行っています。
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| 吉田健一推進員による実地研修 | バイクジオツアーガイド・ インストラクター養成 |
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NPO活動をする方や既に観光ガイドとして活動をする方、バイクによるジオツアーを構築する方などが積極的に研修を積んでいます。
ジオツアー
■協議会設立後のジオツアー
平成21年度 ジオサイト観察会・ジオパーク講演会
「長瀞の岩畳」等の見学と「日本地質学発祥の地」秩父とジオパーク、「秩父の地形・地質」を代表するジオサイトをテーマとした講演を長瀞で開催し約80名の方に受講していただきました。
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また、日本地質学会関東支部のご協力をいただき、秩父盆地の生い立ちを語るコースとして「ジオサイトバスツアー」開催し、秩父郡市外からも多くの方々に来て頂き、予定を上回る参加者により、バス3台を使って事業実施しました。
平成22年度 一味違った札所めぐり
平成22年度は、日本百観音に数えられる秩父札所を中心に、ジオ的な要素を盛り込んだ、秩父ならではのジオツアーを企画開催しました。
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1回目は、盆地と山地の境を歩く、2回目は、秩父札所を巡り、荒川がつくった段丘を歩くをテーマとして実施しました。毎回100名以上の参加があり、コース内の店舗では品物が無くなるほどの売れ行きも見られ、経済の活性化にも貢献できたツアーが実施できたと思います。
■秩父をフィールドとする地学ハイキング等
日曜地学ハイキング(既に、445回以上の開催実績あり)では、秩父札所の地学巡りなども随時開催され、秩父34観音霊場の歴史や河岸段丘と伏流水、湧水などをテーマに一日ゆっくりと歩くイベントも行われています。
また、NPOちちぶまちづくり工房では。「ちちぶびとと訪ねる小さな旅」として、秩父地域に16のコースを設定し、秩父がもっと好きになる!ガイドと一緒に秩父を散策!をモットーに散策会を実施しています。秩父まるごとジオパーク協議会では、これらの散策会のコースに『ジオ味をつける』工夫をしています。
■秩父をフィールドとする地学ハイキング等
推進協議会では、ジオツアーのモデルコースをホームページにより提供しています。このほか、「秩父地域の3億年に及ぶ地史を語る」をテーマとしたツアー構築にも取組んでいます。
また、ジオパークの形成準備として、平成20年度に「地方の元気再生事業」により、地域資源の把握、予定コースの調査、安全確認を実施し、「おもてなし」をキーワードとした10のコースづくりを行いました。(別添、散策マップ参照)このコースにジオ的な要素をさらに盛り込み活用しています。
保全活動
■地滑り対策など
地滑りの可能性のある地域には、行政対応により適切な対策が施されています。
例えば、皆野町桜谷地区では地下水の排水のため、排水ボーリング施工中で集水井を造っています。秩父まるごとジオパーク協議会では、このような地質・地形による住民生活に支障がおこりそうな場所を的確に把握するとともに、適切な処置を施すことにより地域の保全活動を引き続き行ってまいります。
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■地域・市民による環境保全
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秩父地域は環境保全意識が高く、広域的にも甲武信ヶ岳を囲む山梨県山梨市、長野県川上村、埼玉県秩父市の2市1村で「甲武信源流サミット」を開催するなど幅広い取り組みにより環境保全活動を推進しています。 また、秩父市・小鹿野町では平成22年度から「環境フェスタちちぶ」を開催し、地域住民の皆さんとともに恵まれた秩父地域の自然環境を保全し、人々の暮らしを守っていこうとしています。 |
■水難救助訓練
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長瀞地域は、ライン下りやカヌーなども盛んで、ジオサイトの観察とアクティブなスポーツを融合させた楽しみ方を提供できる。以前から子どもたちの校外学習も盛んで、水難救助訓練を着実に実施、安全に努めています。 |
■木質系バイオマス発電
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森林の保全と森林の多面的機能の再生を進めるため、市内に豊富にある未利用の間伐材や森林残材等(木質系バイオマス)を燃料として、バイオマス発電事業を行っています。 この施設は、秩父市「吉田元気村」に建設され、木質系バイオマスをガス化して発電し、電気と温水(コージェネレーション)を「吉田元気村」に供給しています。 |
■木質系バイオマス発電
東京農業大学の協力を得て、1997年から「カブトエビ農法」プロジェクトが始まっています。「カブトエビ」は約3億年前の古生代ペルム紀から、その姿はほとんど進化しておらず「生きている化石」とも言われています。「カブトエビ」は「田んぼの草取り虫」とも言われ、雑草の幼芽を食べ、捕食や産卵行動により土をかき回すことで、水を濁し光合成を阻害して、雑草の防除をしています。昔から生息していた「カブトエビ」を利用して良質な米作り、まちづくりをしています。
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拠点施設
■埼玉県立自然の博物館 - Saitama Museum of Natural History
〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417-1
TEL 0494-66-0404(総務),0407(学芸) FAX 0494-69-1002
URL http://www.shizen.spec.ed.jp/
秩父地域を中心に様々な岩石・鉱物、化石の地学展示をはじめ、埼玉の森とそこに生息する動物の生態がジオラマとして展示されています。また博物館の前には「日本地質学発祥の地」の石碑もあります。
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自然の博物館のジオ活動ピックアップ
平成23年2月~5月、企画展「秩父 すばらしき大地の魅力─秩父の地質と博物館のあゆみ─」を開催しました。秩父の地質に関する最新の情報を紹介し、昔の博物館や地質見学の思い出写真を市民から募集しました。「写真でみる秩父の地質みどころ─秩父の地質名所50選─」では来館者の人気投票も行いました(50選は8月末まで展示)。また、3月には、観察会「秩父盆地の地層と化石」を実施しました。
シンボルマークやマスコットキャラクター
■シンボルマーク
「秩父」の頭文字 C と秩父の山地の風景をデフォルメしてモチーフに、日本地質百選に選ばれる豊富な地質と動植物、貴重な自然環境を描き表現しました。
ジオ関連商品
※準備中
看板、解説版
■秩父まるごとジオパーク ジオサイト解説板設置
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秩父には地質学的に重要な資源が数多くあることから、これらについての解説板を設置することにより、その希少性を知ってもらうとともに、これらを観光資源として活用することで、秩父まるごとジオパークとして秩父地域全体の魅力アップを図ることを目的に平成22年度から整備を開始しました。 |
平成22年度は、特に秩父への観光・訪問客の入り口となる道の駅や長瀞駅など8箇所にジオパーク秩父の総括案内となる看板を設置し多くの皆さんに秩父の大地の成り立ちを学んでもらっています。 |
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また、個別ジオサイトの解説看板を「ようばけ」に設置しました。 平成23年度は、主なジオサイトの解説看板を10箇所設置するともに、周辺整備を実施する予定です。 |
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その他特記すべき事項
■秩父まるごとジオパーク計画のアピール
秩父まるごとジオパーク計画を内外にアピールするため、地域住民にパンフレットを毎戸配布したり、さまざまな発表の場でポスター発表などを行ったりしています。
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平成22年度幕張でのポスター発表 |
平成23年度幕張でのポスター発表 |
■学生さんたちの研究フィールド
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秩父は、「日本地質学の発祥の地」また、従来「秩父古生層」と言われてきたものが、研究の進展によって「中生代ジュラ紀の付加体」と変わったり、三波川変成岩が白亜紀の付加体起源であることがわかったりするなど、地質学の変遷を学べる地域として、地質研究のメッカとなっています。 学生さんたちによる、秩父「ジオパーク」想定ジオサイトの公開発表など研究のフィールドとしても活用されています。 発表では、地層や岩石はヒトの五感にあまり訴えないので、ガイドが鍵となること、「世界でここだけ」の地球の物語を楽しむ場所がジオパークとのお話や、秩父には地学必修世代の皆さま方が楽しめる素材がたくさんあることを再確認できました。 |
また、埼玉県とともに行う、「秩父地域元気アッププロジェクト」では、遠足観光誘致を進めており、ジオパークの取り組みは、子どもたちの校外学習に最適との声もいただいています。
■ 旅行会社によるジオツアー企画
『秩父はでっかい宝島 そうさ今こそアドベンチャー 「夏休み社会科見学 ガイドとゆく化石探し体験ツアー」』と称し、日本の地質100選 長瀞・ようばけを巡る旅の企画が決定され、今年2011年8月に催行されました。
また、理科教育ニュース(小学生新聞)や教育ジャーナルに取り上げられるほか、子ども向けの環境マガジンへの掲載(予定)など多方面で秩父の大地の魅力がクローズアップされています。
基本情報
地域名:秩父ジオパーク
団体名:秩父まるごとジオパーク推進協議会
代表者名:会長 秩父市長 久喜邦康
構成自治体名:秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町(1市4町)
推進組織体制
秩父まるごとジオパーク推進協議会
(構成団体)
秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、秩父地域内の教育委員会、観光協会、商工会議所、商工会、埼玉県立自然の博物館、埼玉県秩父地域振興センター、NPO秩父まるごと博物館、NPOちちぶまちづくり工房、NPO森、NPOもりと水の源流文化塾、NPO秩父の環境を考える会、秩父鉄道株式会社、西武鉄道株式会社など30団体で構成
問合せ先
■事務局
〒368-0033 埼玉県秩父市野坂町1-16-15
(秩父市役所産業観光部 観光課内)
TEL 0494-25-5209 FAX 0494-27-2627
■公式ウェブサイト
URL:http://www.chichibu-geo.com/











































