恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク WEBサイト
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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク位置

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークは、日本列島のほぼ中央、福井県の北東部に位置しています。周囲は1000メートル級の火山性の山々に囲まれ、中心部は県下最大の九頭竜川が貫流している豊かな自然環境に恵まれた勝山市全域をエリアとするジオパークです。

勝山市では、1989年から続けられている福井県の恐竜化石発掘調査事業により、学術的に貴重な恐竜化石が数多く発見されています。これまでにフクイラプトル、フクイサウルスの全身骨格が復元されたのをはじめ、恐竜の卵や幼体の骨、足跡化石なども発見され、恐竜たちの暮らしぶりが次第に明らかになってきています。

恐竜化石発掘地(勝山市北谷町)

恐竜化石発掘地(勝山市北谷町)

恐竜博物館内「福井県の恐竜」コーナー

恐竜博物館内
「福井県の恐竜」コーナー

当地域は、「恐竜はどこにいたのか?大地が動き、大陸から勝山へ」のテーマのもと、恐竜が大陸で生息していた「恐竜時代」から「現代」までの変動する大地の時間軸の中で起こった地球活動やその自然の中で暮す勝山の人々が育んできた歴史・文化などを、地域住民や訪れる人々が目で見て、肌で感じとることができる“地域まるごとジオパーク”を目指しています。

主な見どころ・おすすめジオサイト

■学術的に貴重な恐竜化石が数多く発見されているふくい勝山

勝山市北谷町の杉山川上流にある恐竜化石発掘地では、1989年から4度にわたって福井県の恐竜化石発掘調査事業が行われている約1億2千万年前の白亜紀前期の手取層群の地層が露出しています。

2014年7月には、この露頭の対岸の高台に「野外恐竜博物館」が開館され、屋内での発掘成果の展示のほか、化石発掘体験、川沿いのテラスでは地層中の堆積構造、断層、古土壌などを観察することができます。このサイトには恐竜博物館前から運行(降雪期除く)する専用シャトルバスで向かうことができます。(要予約)

恐竜化石発掘地での野外学習(勝山市北谷町)

恐竜化石発掘地での野外学習(勝山市北谷町)

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークの重要なジオサイトの一つである福井県立恐竜博物館は、地球と恐竜を中心とした生命の歴史が学べる博物館です。博物館は2000年7月に開館しました。博物館1Fの展示「福井県の恐竜」コーナーでは、勝山市北谷町杉山の手取層群北谷層(白亜紀前期)から発掘された恐竜をはじめとする脊椎動物化石、淡水に棲む貝類の化石、植物の化石など、当時はどのような環境であったかを紹介する化石やジオラマが展示されています。勝山市での発掘は1989年から本格的に始まり、収集された貴重な化石は全てこの博物館に収蔵され、その調査研究活動が続けられています。

■かつての火山活動の痕跡を残す林道法恩寺線エリア

村岡町暮見を起点とする広域基幹林道法恩寺線沿いには、経ヶ岳や法恩寺山などのかつて火山活動を行っていた山々がつくり出した地形・地質遺産が点在します。

法恩寺山の溶岩流により形成された芳野ヶ原(溶岩)台地はスキージャム勝山のゲレンデとして現在活用されています。そこに露出するガラス質溶岩は、縄文時代の先祖が道具として剥片石器に加工していました。また、柱状と板状の2種類の節理構造が見学できる弁ヶ滝や美しい柱状節理構造を持つ御堂之滝や釣鐘岩などのサイトは白山信仰(白山禅定道)の修業の場となっていたと考えられています。

スキー場になっている緩やかな芳野ヶ原溶岩台地(スキージャム勝山)

スキー場になっている緩やかな芳野ヶ原溶岩台地
(スキージャム勝山)
写真提供:東急リゾートサービス

 

全体が溶岩でできている「弁ケ滝」
全体が溶岩でできている「弁ケ滝」

■経ヶ岳火山の大規模崩壊により形成された大地のエリア

現在の経ヶ岳、保月山の頂上付近には馬の蹄の形をした山体の崩壊源がそれぞれ見られます。恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークのエリア内には、その一方の保月山崩壊源から崩れ流れ落ちてきた岩屑なだれ岩塊、堆積物などの痕跡が多く点在しています。

六呂師高原からの保月山崩壊源の眺望や池ヶ原湿原での貴重な湿地植物、大矢谷白山神社の巨大岩塊や弁財天川河床に点在する岩塊群、九頭竜川により大きく侵食された岩屑なだれ堆積物の侵食壁など「岩屑なだれ」が形成した地形・地質遺産などを見学できます。

大矢谷白山神社の巨大岩塊(勝山市平泉寺町)

大矢谷白山神社の巨大岩塊(勝山市平泉寺町)

 

岩屑なだれの末端部「樫ヶ壁」(勝山市平泉寺町)
岩屑なだれの末端部「樫ヶ壁」(勝山市平泉寺町)

■石の文化が生きづく中世の宗教都市

中世の時代に栄えた宗教都市・平泉寺は、東と北が山、南が女神川と河岸段丘によって隔てられ、西は広く開けた地形に立地しています。境内の真ん中には、小高い尾根が東西に細長くのびていて、重要な宗教施設が集中していました。平泉寺の聖地である「平泉」(御手洗池)は、この尾根上のくぼみに、溶岩でできた岩盤をくぐった水が湧き出たものです。また、尾根を人工的に造成し、石垣を積むといった平泉寺の「土木技術」は、この後に盛んとなる城郭の石垣技術のさきがけと考えられています。この中世の宗教都市・平泉寺は、「旧跡白山平泉寺旧境内」として国の史跡として指定されています。

国史跡白山平泉寺旧境内

国史跡白山平泉寺旧境内

■九頭竜川などの河川とその地形(まちなかエリア)

勝山市の中心部を流れる九頭竜川の右岸には、九頭竜川のはたらきと隆起により形成された2段もしくは3段の河岸段丘があります。勝山市平泉寺町大渡付近から下流方向に20数キロメートルにわたって断続的に続く段丘崖は、「七里壁(しちりかべ)」と呼ばれて地域住民の生活と深い関わりがあります。古くは勝山の城下町を建設するにあたり、この段丘崖を境に上位段丘面に城や武家屋敷を、下位段丘面に寺社や町屋を築きました。また、勝山市街地には南北に坂が多い理由もこの七里壁の2段ないし3段の平らな面をつなぐ段丘崖が存在するからです。

この河岸段丘の最も低い面からは、上段の段丘面から浸透する雨水や川底からの地下水が、いくつかの段丘崖を伝わり湧き出ている大清水があります。昔は、この大清水をはじめ市街地には多くの湧水(清水)がありましたが、その多くは道路等の舗装により枯れてしまいました。昭和30年代まで、この大清水は冷蔵、洗濯等に広く利用されていました。

九頭竜川水系の良質で豊富な地下水は、当地域に繊維産業を盛んにさせた要因のひとつにあげられ、その他盆地地形の季節を問わず多湿である環境などと重なって、この地に絹織物が芽生え、地場産業の繊維産業が発達してきました。勝山の繊維産業の歴史は、近代化産業遺産「はたや記念館ゆめおーれ勝山」で体感できます。

まちなかをはしる「七里壁」

まちの中心部をはしる段丘崖「七里壁」

県下最大河川の「九頭竜川」
県下最大河川の「九頭竜川」

自然の冷蔵庫「大清水(おおしょうず)」

自然の冷蔵庫「大清水(おおしょうず)」

勝山の地形や気候と調和し、発達した織物産地 はたや記念館ゆめおーれ勝山

勝山の地形や気候と調和し、発達した織物産地
はたや記念館ゆめおーれ勝山


拠点施設

ジオパーク拠点施設

■かつやま恐竜の森管理棟(チャマゴンランド)

〒911-0023 福井県勝山市村岡町寺尾51-11

TEL 0779-88-8777 FAX 0779-64-5020

E-mail chamagon@city.katsuyama.fukui.jp

WEBサイト: かつやま恐竜の森 - 長尾山総合公園

ジオパーク関連施設

■福井県立恐竜博物館

〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51-11

TEL 0779-88-0001

WEBサイト: 福井県立恐竜博物館

■スキージャム勝山/東急リゾートサービス

〒911-0000 福井県勝山市170-70

TEL 0779-87-6109

WEBサイト: 【SKIJAM】スキージャム勝山|東急リゾートサービス

■はたや記念館ゆめおーれ勝山

〒911-0802 福井県勝山市昭和町1丁目7-40

TEL 0779-87-1200

WEBサイト: はたや記念館 ゆめおーれ勝山

■白山平泉寺歴史探遊館まほろば

〒911-0822 福井県勝山市平泉寺町平泉寺66-2-12

TEL 0779-87-6001

WEBサイト: 白山平泉寺歴史探遊館 まほろば - 国史跡白山平泉寺旧境内

基本情報

地域名:恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

団体名:勝山市ジオパーク推進協議会

代表者名:会長 山岸正裕(勝山市長)

構成自治体名:勝山市(1市)

推進組織体制

ジオパーク活動母体:恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク推進協議会

(構成団体)

勝山市、福井県、福井県立恐竜博物館、勝山市議会、商工会議所、観光協会、農業協同組合、エコミュージアム協議会、恐竜研究会 、NPO、ガイドの代表など

問合せ先

■恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク推進協議会

〒911-8501 福井県勝山市元町1-1-1 勝山市役所内

TEL 0779-88-1111 FAX 0779-88-1119

■公式ウェブサイト

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク推進協議会