日本ジオパークネットワーク(JGN)とは
日本国内のジオパークとジオパークをめざす地域をサポートし、ジオパークのネットワーキングの軸となる特定非営利活動法人(NPO法人)です。
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「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
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栗駒山麓ジオパークWEBサイト
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栗駒山麓ジオパーク

概要

栗駒山麓ジオパークは宮城県北西部の内陸に位置しています

栗駒山麓ジオパークは、宮城県北西部の内陸に位置し、秀麗な栗駒火山・脊梁山脈から迫三川、更にはラムサール低湿地まで、多様な自然が広がる場所である。ここでは人々が災害を克服し、豊かな地域文化を育んできた。最近では、2度の大地震にみまわれたが、それを克服しつつある。この地域には地震・斜面・火山・洪水などの自然災害の克服の歴史があり、その度に防災力を強化した結果、豊かな地域が作られてきたジオパークである。

特徴

岩手・宮城内陸地震では、震源断層の上盤側に大小3500ヵ所を超える斜面変動が発生し、各所に大きな災害が発生した。現在もこの斜面災害後の復旧対策工事が続けられている。しかし、地質学・地形学的に見れば、それぞれの斜面変動は決して異常なものではなく、むしろこのような斜面変動の累積が栗駒山麓の自然環境を構築していて、美しくダイナミックな景観を作る立役者であることが分かる。地震時には、土石流、地すべり、斜面崩壊、土砂ダムによる河道のせき止めなど実に多彩な変動が生じたため、災害後に極めて多彩な事業が施されている。山懐に人々が住む世界で発生した内陸直下型地震による斜面変動は、災害多発地帯に住む人と自然の関わりを深く考えさせる。栗駒山麓ジオパークの中で、侵食のフィールドミュージアムとして位置づけている斜面変動ジオサイト群は、人が自然災害との付き合い方を考えるきっかけとなった。

特徴写真01 特徴写真02

主な見どころ・おすすめジオサイト

■栗駒山頂

栗駒山は、東北地方の奥羽脊梁山脈のほぼ中央の秋田・岩手・宮城県境に位置し、現在も活動を続けている活火山である(Stop1)。栗駒山を形成した火山活動は、今からおよそ50万年前に始まり、1944 (昭和19)年の小噴火では昭和湖が形成された。繰り返される火山活動は緩やかな稜線と荒々しい崩壊地形を形成し、その景観は四季を通して多くの観光客に楽しまれている。

栗駒山登山の宮城県側の拠点である、いわかがみ平の秋は、紅葉が絨毯のように広がる。この見事な景観も、栗駒山の火山活動と深いつながりがある。

栗駒山頂写真01 栗駒山頂写真02
アクセス情報 JRくりこま高原駅から車で約70分 駐車場:約100台
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■高層湿原(世界谷地)

ニッコウキスゲが湿原一面に咲き誇ることで名高い世界谷地は、広い湿地という意味です。標高1100mの新緑のブナ林を通っての湿原まで15分の道のりでは、エゾハルゼミの声が聞こえ、林床にはギンリョウソウも見られます。この湿原の堆積物の炭素同位体年代測定や花粉分析により、ここには約6000年前から現在までの周辺環境の変遷の記録が残っていることが分かっています。湿原群のなかには、起源が最終氷期まで遡るものもあり、十和田火山の火山灰を挟む堆積構造が随所で観察され、地域史と地球史とが理解できる貴重で美しい湿原です。

高層湿原(世界谷地)写真01 高層湿原(世界谷地)写真02
アクセス情報 JRくりこま高原駅から車で約60分
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■細倉鉱山跡(細倉マインパーク・細倉鉱山資料館)

約1200 年前に発見された細倉鉱山は閉山を迎えるまで、粗鉱出鉱量2300万tを産出し東洋一と称されました。閉山後、鉱山の一部は観光坑道や資料館として生まれ変わり、たぬき掘りやシュリンケージ法などの採掘・精錬の技術を伝えています。地下深部の高温・高圧環境下で発生する熱水は、鉛や亜鉛・銀など有用な金属鉱物を溶かし込み、これが地表近くの岩盤の割れ目などの空隙で冷え、金属鉱物が沈殿して熱水鉱床を生み出しました。鉱山業の盛衰の名残は、くりはら田園鉄道とともに、明治の近代化産業遺産となり、今も往時の姿を偲ぶことができます。

細倉鉱山跡(細倉マインパーク・細倉鉱山資料館)写真01
 
細倉鉱山跡(細倉マインパーク・細倉鉱山資料館)写真02 細倉鉱山跡(細倉マインパーク・細倉鉱山資料館)写真03
アクセス情報 JRくりこま高原駅から車で約30分
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■岩手・宮城内陸地震の爪あと(侵食フィールドミュージアム)

平成20年岩手・宮城内陸地震で栗駒山麓に3,500を越える山地災害が発生しました。地震時には、土石流、地すべり、斜面崩壊、土砂ダムによるせきト止めなど実に多彩な大地の変動が生じ、現在も復旧事業が施されています。そのなかでも荒砥沢地すべりは、延長1,300m、最大幅900m、崖の高さ150mで、発生した不安定土砂量は6,700万m³というもので、短時間で変動した地すべりとしては国内最大規模の大きさであり、この場所では新しい大地が形成され、地球が動いているという様子を間近に見れ、実感できるジオサイトです。

岩手・宮城内陸地震の爪あと(侵食フィールドミュージアム)写真01 岩手・宮城内陸地震の爪あと(侵食フィールドミュージアム)写真02
アクセス情報 JRくりこま高原駅から車で約45分
>>ジオサイト位置(Googleマップ)

■伊豆沼・内沼

ラムサール条約に登録された伊豆沼・内沼は、越冬のためハクチョウやガンが飛来します。特にマガンは日本に飛来する9割にあたる約10万羽以上の大群がやってくる。越冬中の鳥たちは、日中、沼の周囲の水田で落穂などを食べ、夜は沼に戻ってきます。この姿は沼の環境だけでなく、鳥たちの食料を生み出す周囲の広大な水田地帯、そして豊かな耕土をつくる人々の営みです。この人々の営みと沼との関係は多岐にわたり、下流域の農業者にとって沼は灌漑用水池であり、洪水時には遊水池となる。また、夏のハス見物、冬期の渡り鳥の観察に多くの人々が訪れる観光地でもあります。

伊豆沼・内沼写真01 伊豆沼・内沼写真02
アクセス情報 JRくりこま高原駅から車で約5分
>>ジオサイト位置(Googleマップ)

拠点施設

■JRくりこま高原駅 ジオパークインフォメーションセンター

栗駒山麓ジオパークの玄関口である、東北新幹線JRくりこま高原駅内に栗駒山麓ジオパーク推進協議会事務局と併設したジオパークインフォメーションセンターを設置しています。全国のジオパークの紹介のほか、東北のジオパークを中心に紹介しています。栗駒山麓ジオパークのジオサイトや岩石標本、床地図、ジオラマ等を展示しています。栗駒山麓ジオパークを訪れる際にまずはお立ち寄りください。

〒989-5611 宮城県栗原市志波姫新熊谷284番地3

TEL 0228-21-0020 FAX 0228-23-5370

■E-mail 

■ウェブサイト 栗駒山麓ジオパーク(栗原市サイト内)

JRくりこま高原駅 ジオパークインフォメーションセンター写真01 JRくりこま高原駅 ジオパークインフォメーションセンター写真02

基本情報

地域名:栗駒山麓ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):Mt. Kurikoma Area Geopark

団体名:栗駒山麓ジオパーク推進協議会

代表者名:会長 佐藤 勇

構成自治体名:宮城県栗原市

推進組織体制

構成団体

栗原市、栗原市教育委員会、国土交通省、林野庁、宮城県、栗原市観光物産協会、くりはらツーリズムネットワーク、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団、国立花山青少年自然の家、東北職業能力開発大学校、ガイド団体等36団体

お問合せ先

■栗駒山麓ジオパーク推進協議会事務局

〒989-5601 宮城県栗原市志波姫新熊谷284-3 JRくりこま高原駅内

TEL 0228-21-0020 FAX 0228-23-5370

■E-mail 

■ウェブサイト 栗駒山麓ジオパーク(栗原市サイト内)

ガイド情報

■栗駒山麓ジオガイド

栗駒山麓ジオパーク推進協議会に、参画するガイド団体やジオガイドで構成する「ガイド部会」を設置し、平成24年度から「ジオガイド養成講座」を開催しています。現在、初級、中級、スキルアップの3つの講座を開催しています。ジオパークの案内人としての役割以外にも震災の語り部としても活動しています。

お問合せ先

TEL 0228-21-0020 FAX 0228-23-5370

■E-mail 

■ウェブサイト 栗駒山麓ジオパーク(栗原市サイト内)

栗駒山麓ジオガイド写真01
   
栗駒山麓ジオガイド写真02 栗駒山麓ジオガイド写真03