おおいた豊後大野ジオパークWEBサイト
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おおいた姫島ジオパーク

 おおいた姫島ジオパークは、国東半島北部の周防灘に浮かぶ火山島で、中央部の中央丘陵地域、その西部の中央低地地域と矢筈岳や達磨山などの火山地域に地形区分されます。

 姫島は、古事記の「国生み」にも登場する島で、島にはそれらの伝承に関連する遺産や、鎌倉時代に端を発する念仏おどりを起源とする「きつね踊り」・「あや踊り」などの盆踊りが守り継がれています。

 自然では、5月頃と10月頃に、「アサギマダラ」が休息に訪れ、その優雅に舞う姿を目的に、多くの人々が来島されます。

 おおいた姫島ジオパークは約200万年前から60万年前頃の堆積岩の地層群と約20万年前から始まる火山活動による火山岩や火山性の地層によって構成されています。

海面付近にある溶岩ドーム、火口地形、火砕丘など貴重な火山地形を間近に観察することができます。

 

主な見どころ・おすすめジオサイト

■姫島の黒曜石産地・観音崎火口跡

 観音崎は、直径70mほどの観音崎火口跡があり、村内髄一の景勝地です。

 観音崎火口跡の周辺は、乳白色の黒曜石の断崖が高さ40m、幅120mにも及んでいます。

 この黒曜石は、旧石器時代以降に瀬戸内地域を中心とする西日本一帯で石器の原材料として使用されていました。 

 露出した黒曜石は、全国的にも貴重なもので、平成19年に観音崎一帯が、姫島の黒曜石産地として国の天然記念物に指定されました。

 観音崎には、馬頭観音を祀った、姫島七不思議のひとつ千人堂があります。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩約15分

■大海海岸の特殊な堆積構造(コンボリュートラミナ)・大海の褶曲構造

 大海地区の東に、ほぼ直立した崖の7・8mのところに、唐草模様をした層内褶曲(コンボリュートラミナ)が見られます。

 この層内褶曲は、火山活動や地震等による振動で、上下の硬い地層に挟まれた軟弱な堆積物中の水が液状化現象により排出され、地層内部の構造が複雑に変形してできたと考えられており、大変珍しいことから、昭和34年に大分県の天然記念物に指定されています。

 また、この褶曲の東方約300mの地点に、地層の傾斜が西から中央に向かって傾斜し、地層が互いに向き合って構造(向斜構造)や断層が見れます。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■矢筈岳

 姫島中央丘陵部南部に位置する矢筈岳火山は、標高266.6メートルで、5~6つの溶岩ドームから構成されていると考えられ、粘性の強いマグマが地下から噴出したため、噴火口をつくらずそのまま固まって、釣鐘状にの山形となったとされています。

 頂上へは、登山道が整備され、絶好のトレッキングコースとなっています。

 山頂からは、国東半島の山々をはじめ、瀬戸内海や中国、四国地方が望めます。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■拍子水・金のデイサイト

 姫島の七不思議のひとつで、お姫様が、おはぐろをつけた後、口をすすごうとしたが水がなく、手拍子を打ち祈ったところ、水が湧出したので拍子水といいます。

 水温は24.9℃、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉で、この温泉を利用した「拍子水温泉」では、源泉に温水を加え、約41℃にした温泉と源泉の2種類の温泉を利用できます。

 また、隣には、約8万~6万年前に活動した金火山の溶岩の断崖があり、溶岩の流れた後(流離構造)や冷えて固まったことを見ることができる場所です。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■丸石鼻

 島の北岸丸石鼻東方に、粗粒砂岩と白色凝灰岩の互層が海蝕をうけ、50m以上の断崖をなした褶曲が見られます。

 この褶曲の波における山の部分は背斜構造と言われ、海浜にそって一方へ歩いてゆくうちに、傾斜の方向が漸次反対になることによってわかります。

 また 丸石鼻周辺の丸石鼻層から鮮新世後期(約250万年前)から更新生前期(100万年前)まで棲息していたアケボノゾウの臼歯や足跡の化石、珪化木、亜炭等が発見されています。

※ここは、潮の干潮時以外に行くことができません。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■稲積エリア

 稲積火山は、姫島東端に形成された火山体で、角閃石デイサイト質の溶岩ドームとその一部を破壊して形成された火砕丘からなっています。

 火砕丘の火口内は稲積火口湖堆積物が埋積し、南部は浸食により失われています。

 また、稲積の柱ケ岳溶岩中に長い年月の海食により穿れた美しい海食洞がります。洞口は3つあり、西側のものが最も大きく、中央の洞穴と内部は連なっています。左側のものは単独の洞です。天井の高さは満潮時で約2m で、3箇所にカキ殻が付着しています。

 これは姫島の七不思議のひとつ阿弥陀牡蠣と呼ばれています。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分、
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■アサギマダラ休息地

 アサギマダラは、渡りをする優雅な蝶で、姫島に自生するスナビキソウの蜜をもとめて、5月上旬から6月中旬、南の地から飛来し、姫島で休息したのち、涼しい北の地に向かって飛び立ちます。

 10月中旬頃、その世代を交代した蝶が、北から暖かい南へと向かう途中で、姫島に生えているフジバカマの花の蜜を求めて、姫島で休息します。

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

■姫島庄屋「古庄家」

 古庄家の屋敷は、第11代小衛門が天保13年より 3年の歳月をかけて完成したもので、敷地は約550坪、一部2階建ての寄棟造で延建坪は129坪あります。

 庭園、お成りの間等旧庄屋の格式を伝える貴重な建物です。

(村指定有形文化財)

アクセス情報 国東市伊美港まで大分空港、JR宇佐駅から車で約40分
伊美港から姫島港へ フェリーで約20分
姫島港から車で約5分、徒歩15分

拠点施設

■離島センターやはず 郷土資料室

〒872-1501 大分県姫島村1569-1

TEL:0978-87-2303

姫島開発総合センター(離島センターやはず)は、郷土資料室、会議室、研修室、大会議室、宿泊施設を整備した施設で、現在、おおいた姫島ジオパークにおいて拠点施設と位置付けています。

郷土資料室には、姫島の地質遺産として姫島の黒曜石等の火成岩、姫島産出化石、姫島村の考古資料、民俗資料等が展示されています。

基本情報

地域名:おおいた姫島ジオパーク

団体名:おおいた姫島ジオパーク推進協議会

代表者名:会長 藤本 昭夫

構成自治体名:姫島村

推進組織体制

活動母体:おおいた姫島ジオパーク推進協議会

構成団体:姫島村・大分県

問合せ先

■おおいた姫島ジオパーク推進協議会事務局

〒872-1501 大分県東国東郡姫島村1630-1

TEL: 0978-87-2282(220・221) FAX: 0978-87-3629
E-mail:kikakusinkou01@vill.himeshima.lg.jp 

■公式ウェブサイト : おおいた姫島ジオパーク